マイクロ波加熱

栄養・生化学辞典 「マイクロ波加熱」の解説

マイクロ波加熱

 マイクロ波誘電加熱ともいう.マイクロ波加熱すること.いわゆる電子レンジによる加熱.業務用にも殺菌解凍などに使われる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のマイクロ波加熱の言及

【誘電加熱】より

…熱源となる電源の周波数として1MHz以下も使用されるが,おおよそ1~数百MHz帯の特定の周波数および2450MHzが日本では多用され,アメリカでは915MHzも,また一般にさらに高い周波数も利用される。通信分野で2000MHz以上をマイクロ波と呼ぶところから,2450MHzなどの場合はマイクロ波加熱ともいわれ発振管マグネトロンからの放射が利用され,家庭の台所用に普及している電子レンジがこれに相当する。誘電加熱は,木材乾燥,ベニヤ板の接着,ビニル布の縫着(高周波ミシン),プラスチック材の接着(高周波ウェルダー),薬品・電気機器の乾燥,食品の加温・乾燥・殺菌など多方面に利用される。…

※「マイクロ波加熱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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