まいて

精選版 日本国語大辞典 「まいて」の意味・読み・例文・類語

まい‐て

〘副〙 (「まして(増━)」の変化した語)
蜻蛉(974頃)上「みないでたつ日になりて、ゆく人もせきあへぬまであり、とまる人、はたまいていふかたなくかなしきに」
※枕(10C終)二五「今宵はえまゐるまじとて返しおこせたるはすさまじきのみならずいと憎くわりなし。女迎ふる男まいていかならん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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