マグマ性回転物(読み)マグマせいかいてんぶつ(その他表記)magmatic rolls

岩石学辞典 「マグマ性回転物」の解説

マグマ性回転物

紡錘形の短棒状で,時に螺旋状の内部断面を示すものが,珪長岩の岩床の松脂岩質の周縁部分に発達することがある.これは相対的に低い粘性のマグマ層の中で乱流によって発達してできた回転形成物と考えられている[Tomkeieff : 1946].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android