マダラフルマカモメ(読み)まだらふるまかもめ(その他表記)Cape pigeon

日本大百科全書(ニッポニカ) 「マダラフルマカモメ」の意味・わかりやすい解説

マダラフルマカモメ
まだらふるまかもめ
Cape pigeon
Pintado petrel
[学] Daption capense

鳥綱ミズナギドリ目ミズナギドリ科の海鳥全長約39センチメートルの中形種。亜南極圏の島で繁殖し、南半球中緯度以南の外洋に分布する。体上面に白黒斑(はん)、翼に白斑があるため、こうよばれる。

[長谷川博]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のマダラフルマカモメの言及

【フルマカモメ】より

…若鳥は3~4年間海で過ごし,5~6歳で繁殖地に戻り,7歳から繁殖する。南極海域には近縁のギンフルマカモメF.glacialoidesのほか,大型種オオフルマカモメ類やマダラフルマカモメ,ナンキョクフルマカモメなどがいる。ミズナギドリ【長谷川 博】。…

※「マダラフルマカモメ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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