外洋(読み)ガイヨウ

デジタル大辞泉 「外洋」の意味・読み・例文・類語

がい‐よう〔グワイヤウ〕【外洋】

広々とした外海。そとうみ。⇔内洋
[類語]外海そとうみ海洋大洋大海海原領海公海大海原青海原内海うちうみ内海ないかい外海がいかいわたつみ沿海沿岸近海遠海遠洋絶海四海七つの海

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精選版 日本国語大辞典 「外洋」の意味・読み・例文・類語

がい‐ようグヮイヤウ【外洋】

  1. 〘 名詞 〙 ひろびろとした大きな海。内湾内海に対していう。大洋。遠洋。外海。
    1. [初出の実例]「東北は(ボルネヲ)に近し。西は外洋なり」(出典:紅毛雑話(1787)三)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「外洋」の意味・わかりやすい解説

外洋
がいよう
off shore

外海(そとうみ)、大洋のこと。内湾や内海と対比させて用いられる。質的には海洋のなかで、河川水や地下水など陸上からの流入による塩分の低下や栄養塩化、海洋汚染など沿岸からの影響がない沖合い海域をいう。沿岸海域との厳密な区分はなく、その境界は場所によって異なるが、一般的には大陸棚斜面から沖合いをさすことが多い。外洋水は沿岸水に比べて一般に高塩分で透明度が大きく、水色は青みがかっており、また沿岸水より気象の影響を受けにくく、海況の季節的変化も少ない。

[長坂昂一]

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普及版 字通 「外洋」の読み・字形・画数・意味

【外洋】がいよう

海外

字通「外」の項目を見る

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