マツタケモドキ(読み)まつたけもどき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「マツタケモドキ」の意味・わかりやすい解説

マツタケモドキ
まつたけもどき
[学] Tricholoma robustum (Fr.) Ricken

担子菌類マツタケ目キシメジ科の食用キノコ。アカマツ林にマツタケよりもすこし遅れて発生する。マツタケ類似菌の一種であるが、マツタケよりはずっと小形で、茎の根元は細く、ややとがる。香りはまったくなく、味も劣る。煮ると黒ずむという性質もある。日本をはじめ、北半球の温帯以北に広く分布する。

[今関六也]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

マイナ保険証

マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から本格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...

マイナ保険証の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android