マニニホロ洞窟(読み)マニニホロどうくつ

世界の観光地名がわかる事典 「マニニホロ洞窟」の解説

マニニホロどうくつ【マニニホロ洞窟】

アメリカのハワイ州カウアイ島、島の北海岸ケエビーチ手前、ハエナ州立公園のビーチの背後にある洞窟。水を湛えた洞窟と区別するため、「ドライケーブ」とも呼ばれている。盗みを働く邪悪な魂を閉じこめるために先住民が掘ったといわれ、何千年もの波の浸食で今の姿になった。開口部奥行きは数十メートルあり、光の入り込まない奥は真っ暗で、天井は奥に行くほど低くなり、よどんだ空気が不気味さを漂わせている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android