ミエロベルオキシターゼ染色

内科学 第10版 の解説

ミエロベルオキシターゼ染色(特殊染色)

(1)ミエロペルオキシダーゼ
(myeloperoxidase:MPO
染色
 ペルオキシダーゼの中でMPOは骨髄球系・単球系細胞にのみ発現する.ただし幼若細胞や単球の陽性率は低い.リンパ系細胞は陰性のため急性骨髄性白血病(acute myelogenous leukemia:AML)と急性リンパ性白血病(acute lymphoblastic leukemia:ALL)との鑑別に重要であり,芽球のMPO陽性率が3%以上であればAML,それ未満であればALLと判断する.ただしAMLの中でもM0,M7とM5aは事実上MPO陰性である.抗MPO抗体を用いたフローサイトメトリー法は高感度で,M0でも陽性所見を示す.Sudan black B染色はMPO染色とほぼ同意義がある.MPO欠損は先天性の場合のほか,AMLや骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndrome:MDS)由来の好中球でもときにみられる.[通山 薫]
■文献
日本検査血液学会編:スタンダード検査血液学,医歯薬出版,東京,2003.Swerdlow SH, Campo E, et al: WHO Classification of Tumours of Haematopoietic and Lymphoid Tissues, IARC Press, Lyon, 2008.

出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報

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