ミッドウェー

百科事典マイペディア 「ミッドウェー」の意味・わかりやすい解説

ミッドウェー[諸島]【ミッドウェー】

北太平洋中央部,ハワイ諸島西端の環礁と礁内の2小島からなる島群。米海軍直轄の要港航空路要地。1859年米人ブルックスが到達,1867年以降米領。1942年ミッドウェー海戦が行われた。5.18km2

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世界大百科事典(旧版)内のミッドウェーの言及

【航空母艦】より

…日本,アメリカ,イギリス各国とも期せずして同じ時期に,ほぼ同じ能力の空母の整備に力を入れたが,第2次大戦が始まるまでは,依然として空母は,防御火力が弱いこと,飛行甲板に損傷を被るとたちまち機能を喪失することなどの脆弱(ぜいじやく)性が危惧されて,艦隊の主役とはなりえなかった。
[第2次大戦中]
 太平洋戦争の開戦初頭のハワイ真珠湾攻撃およびマレー沖海戦において,海軍航空部隊の集中攻撃力が従来の主力艦を圧倒することが実証され,さらにサンゴ海海戦およびミッドウェー海戦においては,空母同士の対決が海戦の勝敗を決することになり,海上戦闘様相は一変して,主砲砲戦から先制航空攻撃に移り変わり,空母は一躍戦艦に替わって海上兵力の主役に躍進した。アメリカは機動部隊の拡充と損耗対策のために,エセックスEssex型(約2万7000トン)の大量建造を促進し,これが大戦後半におけるアメリカ海軍の中心勢力となった。…

※「ミッドウェー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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