現代外国人名録2016 「ムハンマドモルシ」の解説
ムハンマド モルシ
Muhammad Morsi
- 職業・肩書
- 政治家 元エジプト大統領
- 国籍
- エジプト
- 生年月日
- 1951年8月8日
- 出生地
- シャルキヤ県アドワ
- 学歴
- カイロ大学工学部〔1975年〕卒,カイロ大学大学院〔1978年〕修士課程修了
- 学位
- 博士号(南カリフォルニア大学)〔1982年〕
- 経歴
- カリフォルニア州立大学で教え、米国航空宇宙局(NASA)でスペースシャトルのエンジンの研究にも参加。1985年帰国し、ザガジグ大学教授。2000〜2005年イスラム穏健派ムスリム同胞団系の無所属としてエジプト人民議会(国会)議員。2008年からは同胞団上層部の指導総局メンバーを務めた。ムバラク政権崩壊後の2011年4月、同胞団が結成した自由公正党の初代党首に就任。2012年6月初の自由な大統領選で勝利し、初のイスラム系大統領となる。知米派。2013年7月軍のクーデターで解任され拘束下に置かれた。2015年4月大統領在任中に反政権デモ隊への暴力に関与した罪で禁錮20年の有罪判決を受ける。6月には“アラブの春”で大量脱獄を首謀したとして死刑判決を受ける。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報