メガンテレオン(その他表記)Meganthereon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メガンテレオン」の意味・わかりやすい解説

メガンテレオン
Meganthereon

食肉目ネコ科の化石属。ユーラシアの新第三紀鮮新世の地層に産するケンシコ仲間。その名のように長大な犬歯をもつ。(→食肉類

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世界大百科事典(旧版)内のメガンテレオンの言及

【スミロドン】より

…先祖型のマカイロダスMachairodusは中新世にヨーロッパ,アフリカ,アジア,北アメリカと分布が広い。鮮新世から更新世にヨーロッパ,アジア,アフリカにいたメガンテレオンMeganthereonやホモテリウムHomotheriumは,いずれも上顎の犬歯が牙状に長く,スミロドンと類縁が深いものとされ,広義の剣歯虎として扱われることもある。しかし,スミロドンとちがって牙がいくらか短かったり,縁部にきざみがないことなどで区別される。…

※「メガンテレオン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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