…運河,橋梁(きようりよう),道路,港湾の建設に活躍したスコットランド生れの土木技術者。石工の徒弟となるが独学で土木建築技術を学び,1786年にシュロプシャーの土地測量士となる。93年にイギリス最大の土木工事といわれたエルズミア運河の監督となり,さらにスコットランドの開発に従事,ここではカレドニア運河や多くの橋梁,道路,港湾を建設した。テルフォードの基礎として知られる道路工法はこの間(1802ころ)に考案されたもので,彼による道路建設技術の開発と改良は,4輪馬車による道路交通の輸送量増加に大きな役割を果たした。…
…19世紀に入り,構造材料として鋳鉄よりすぐれた錬鉄がつくられるようになり,橋の規模も飛躍的に大きくなった。1826年に完成したイギリス,メナイ海峡のつり橋(メナイ橋Menai Bridge)は錬鉄製のチェーンケーブルを用い,176mという当時として驚異的な支間を達成した。この橋もその後,風による被害などに悩まされたが,当時ヨーロッパのつり橋は,材料や設計の欠陥から落橋に至ったものも少なくない。…
※「メナイ橋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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