モヒニアッタム

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モヒニアッタム」の意味・わかりやすい解説

モヒニアッタム

南インド,ケララ州の古典舞踊。「モヒニ」は,「このうえもない魅惑的な」という意味で,美しい女性が神々を魅了するさまを舞踊化している。モヒニアッタムはケララ州だけにみられるが,タミルナードゥ州では舞踊する女性を表現するときにモヒニという語が使われる。バーラタ・ナーティヤムカターカリのような洗練された動態に比べ,より官能的な動態で感情豊かに表現される。祈願を表現したチョルクトゥに始り,その構成はバーラタ・ナーティヤムと同じである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む