モンタンベール(その他表記)Montenvers

デジタル大辞泉 「モンタンベール」の意味・読み・例文・類語

モンタンベール(Montenvers)

フランス南東部、アルプス山脈西部にある展望地。標高差約900メートルを登る登山鉄道が、モンブラン北麓の町シャモニーまで通じている。メール‐ド‐グラス氷河とアルプス三大北壁の一、グランドジョラスを望む。

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世界の観光地名がわかる事典 「モンタンベール」の解説

モンタンベール【モンタンベール】
Montenvers

フランス東部、モンブランの麓にあるリゾート都市シャモニー(Chamonix)から発着する赤い登山電車、シャモニーモンタンベール鉄道の終着駅。この登山鉄道は国鉄シャモニー駅の裏手にあり、標高1036mのシャモニーから標高1913mのモンタンベールまで、およそ900mの標高差をシュトルプ式のラックレールを使って、約20分で登る。モンタンベールからは、モンブランの東面にある同国最大の氷河メールドグラス氷河とアルプス三大北壁の一つのグランドジョラスを望むことができる。また、モンタンベールからロープウェイを乗り継ぐことで、氷河を歩くこともできる。

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