デジタル大辞泉 「メールドグラス氷河」の意味・読み・例文・類語 メールドグラス‐ひょうが【メールドグラス氷河】 《Mer de Glace》フランス南東部、アルプス山脈の最高峰、モンブランの北面を流れる同国最大の氷河。モンブラン北麓の町、シャモニーから展望地モンタンベールまでを登山鉄道が結んでいる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「メールドグラス氷河」の意味・わかりやすい解説 メール・ド・グラス氷河めーるどぐらすひょうがMer de Glace フランス、アルプス最高峰のモンブラン山東面にある谷氷河。全長約13キロメートル。上流部はバレ・ブランシュ(白い谷)、ジェアン氷河などの広い氷原からなり、山岳スキー場として名高い。メール・ド・グラスは「氷の海」という意味で、正確にはこれらの氷原から流れ出す谷氷河(タキュール氷河)の下流部をさす名称である。山岳観光都市シャモニー・モンブランからは登山電車の便があり、アルプス最大の観光地の一つである。[小野有五] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例