終着駅(読み)シュウチャクエキ

デジタル大辞泉 「終着駅」の意味・読み・例文・類語

しゅうちゃく‐えき【終着駅】

鉄道のある路線最後の駅。また、その列車電車などが最後に到着する駅。終点
最後にたどり着いたところ。「人生終着駅

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精選版 日本国語大辞典 「終着駅」の意味・読み・例文・類語

しゅうちゃく‐えき【終着駅】

  1. 〘 名詞 〙 鉄道の終端にある駅。終点。転じて、最後にたどりつくところ。
    1. [初出の実例]「死を生の果て、終着駅としてだけ考へた」(出典:死について(1956‐57)〈唐木順三〉二)

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デジタル大辞泉プラス 「終着駅」の解説

終着駅〔小説:結城昌治〕

結城昌治小説。1984年刊行。1985年、第19回吉川英治文学賞受賞。

終着駅〔小説:森村誠一〕

森村誠一の長編推理小説。1989年刊行。牛尾刑事シリーズ。

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世界大百科事典(旧版)内の終着駅の言及

【デ・シーカ】より

…第2次世界大戦後,《靴みがき》(1947),《自転車泥棒》(1948)の2作でロベルト・ロッセリーニと並ぶ〈ネオレアリズモ〉の最大の監督となった。《子供たちは見ている》(1942)から《ミラノの奇蹟》(1950),《ウンベルト・D》(1952),《終着駅》(1953),《ふたりの女》(1960)等々に至る代表作のすべてが脚本家のチェーザレ・サバティーニとコンビを組んだもので,サバティーニの主張した〈日常性のネオレアリズモ〉はむしろデ・シーカとの共同作業によって形成されていったものとみなすことができる。銀行員を父に,ソーラで生まれ,子どものころからの芝居好きが高じて,1922年,タチアーナ・パブロワ劇団に入り,舞台俳優の道を歩んだ。…

※「終着駅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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