やまじ風(読み)ヤマジカゼ

デジタル大辞泉 「やまじ風」の意味・読み・例文・類語

やまじ‐かぜ【やまじ風】

愛媛県東部に吹く局地風石鎚山脈剣山地の間を抜ける南寄りのフェーンで、春に多く、日本海側を低気圧が通過する際に発生する。元は「山風やまじ」と呼ばれていたが、気象用語としては「やまじ風」が用いられることが多い。
[補説]広戸風清川だしと合わせ、日本三大局地風に数えられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

とっさの日本語便利帳 「やまじ風」の解説

やまじ風

愛媛県宇摩地方で吹く強い南寄りの風。秋や春に、台風や低気圧が日本海を進む時、新居浜市南方の法皇山脈から吹き降りてくる。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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