ランナバウト

百科事典マイペディア 「ランナバウト」の意味・わかりやすい解説

ランナバウト

内湾など短距離向きに設計された,主として娯楽用の小型で軽快なモーターボート。艇長3〜10m,時速35〜80km程度,船室おおいがなく,乗員は4〜5名から14〜15名程度。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のランナバウトの言及

【競艇】より

…レースに使用されるモーターボートは,長さ3m,幅130cm,重量70kgの木製ボートに,国産の船外機(アウトボード・エンジン)を取り付けたもので,時速は約80km。ボートには艇底が平らで段のついているハイドロプレーン(滑走艇)と段のついていないランナバウト(快走艇)の2種類がある。通常競走は6隻のモーターボートで,直線距離300mの位置に設けられた2点の浮標(マーク)間を3周(1800m)して着順を競う。…

【モーターボート】より

…大部分のモーターボートは,レクリエーションに使用されるプレジャーボートとして用いられるが,業務用艇として利用される場合も多い。 プレジャーボートには,比較的小型で,水上を走り回るという意味をもつランナバウトrunabout,比較的大型でクルージングに適したクルーザーや,さらに大型のモーターヨット,帆走もできるモーターセラーなどがある。ランナバウトには,オープンデッキで船外機を装着した形式が多く,操縦席から後方にはデッキをもたない。…

※「ランナバウト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む