りし

普及版 字通 「りし」の読み・字形・画数・意味

止】りし

臨む。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「りし」の意味・わかりやすい解説

リシ

聖仙」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のりしの言及

【インド神話】より

…インド神話は,一般にベーダの神話と,叙事詩・プラーナ聖典の神話に大別される。
【《リグ・ベーダ》の神話】
 前1500年から前900年ごろに作られた,最古のベーダ文献である《リグ・ベーダ本集》には,一貫した筋の神話は見いだされないが,事実上の作者である聖仙(リシ,カビ)たちは,当時のインド・アーリヤ人が持っていたなんらかの神話を前提として詩作したと思われる。特に,《リグ・ベーダ》において最高神的地位にあるインドラ(帝釈天)を中心とする神話の存在がうかがわれ,実に全賛歌の約4分の1が彼に捧げられている。…

【語常住論】より

…彼らによればベーダ聖典は神や人間の創り出したものではない。永遠の過去から存在するベーダ聖典が聖仙(リシṛṣi)たちの頭にひらめいた結果,この世に伝えられているのである。そして,世間で用いられる言葉は,すべてベーダ聖典の言葉をもとにしているのである。…

【ゴートラ】より

…インドのバラモンの氏族の呼称。〈牛舎〉〈牛群〉が原義であるが,《リグ・ベーダ》のあと氏族を意味するようになり,聖仙(リシ)の名をとってゴートラ名とした。その数は本来7であったというが,後世増加した。…

【サービトリー物語】より

…《マハーバーラタ》第3巻277~283章(プーナ批判版)に収められ,7章297頌より成る。マドラ王,アシュバパティがサービトリー女神に願かけてもうけた娘サービトリー姫は,シャールバ国の盲王デュマットセーナの王子サトヤバットと婚約するが,聖仙(リシṛsi)たちは新郎が1年後死ぬであろうと予言して,彼を捨てるよう勧める。この予言をがえんぜず彼女は彼と結婚し,死の予言の日に彼と行動を共にし,夫への愛と献身によって死神ヤマを動かし,夫の生命を救い,さらに彼女の美徳によってしゅうとの盲王は開眼し,一族に繁栄がもたらされた。…

【仙人】より

…彼らはしばしば護法を使い,飛鉢譚(ひはつたん)を伴う行者としてあらわされており,後の天狗のイメージの形成にも関係があろう。【村下 重夫】
[インド]
 サンスクリット語のリシṛṣiが仙人にあたり,〈詩聖〉〈聖仙〉とも訳される。今日伝えられているすべてのベーダの詩節は,人間などによって創作されたものではなく,無始以来永遠に存在してきたベーダを,太古の詩聖たちが,いわば神秘的霊感によって聞き取ったものだとされている。…

【ベーダ】より

…それらの多くは歴史とともに湮滅(いんめつ)し,現在まで伝えられているのはそのごく小部分にすぎないが,それでもなお複雑な文献組織を呈している。バラモン教においては,〈ベーダ〉は人間の手になるものではなく,神の啓示を聖仙(リシṛṣi)が神秘的霊感として感得したものと考えられ,〈シュルティśruti(天啓)〉と呼ばれる。これに対して,聖仙が自ら叙述したものとされる文献群として〈スムリティsmṛti(聖伝)〉があり,さまざまな種類の文献を含むが,〈ベーダ〉に関連したものとしてとくに重要であるのが〈ベーダーンガvedāṅga〉である。…

※「りし」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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