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聖仙 せいせん ṛṣi

翻訳|ṛṣi

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

聖仙
せいせん
ṛṣi

インド神話において神秘的霊感をもつと信じられていたベーダ詩人をさしたが,のちに叙事詩の時代になると,森林に隠れて苦行する行者をいうようになった。叙事詩のなかの聖仙は苦行を修めた功徳により偉大な霊力を獲得し,怒るときには呪詛を発し,その呪力はベーダの諸神あるいは国王の威力をもしのぐと考えられた。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典内の聖仙の言及

【語常住論】より

…彼らによればベーダ聖典は神や人間の創り出したものではない。永遠の過去から存在するベーダ聖典が聖仙(リシṛṣi)たちの頭にひらめいた結果,この世に伝えられているのである。そして,世間で用いられる言葉は,すべてベーダ聖典の言葉をもとにしているのである。…

【ベーダ】より

…それらの多くは歴史とともに湮滅(いんめつ)し,現在まで伝えられているのはそのごく小部分にすぎないが,それでもなお複雑な文献組織を呈している。バラモン教においては,〈ベーダ〉は人間の手になるものではなく,神の啓示を聖仙(リシṛṣi)が神秘的霊感として感得したものと考えられ,〈シュルティśruti(天啓)〉と呼ばれる。これに対して,聖仙が自ら叙述したものとされる文献群として〈スムリティsmṛti(聖伝)〉があり,さまざまな種類の文献を含むが,〈ベーダ〉に関連したものとしてとくに重要であるのが〈ベーダーンガvedāṅga〉である。…

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