ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リュシクラテス記念碑」の意味・わかりやすい解説
リュシクラテス記念碑
リュシクラテスきねんひ
Monument of Lysikratēs
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…このような記念碑として一般に作られるものには,古代から石碑,記念像(彫像),さらには記念建築がある。古くは古代ギリシアのリュシクラテス記念碑(アテナイ,前334)や多くの凱旋門があり,近代においてはタトリンの《第三インターナショナル記念塔》やグロピウスの《三月革命犠牲者記念碑》などが構想された。 第2次世界大戦後,世界各地に戦没者や虐殺犠牲者の記念碑が多く作られたが,そこに共通してあらわれたのは,一つの特殊な空間構成を作り出し,訪れる人にその空間体験を通して,戦争の悲惨,残虐を想起させる傾向であった。…
※「リュシクラテス記念碑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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