現代外国人名録2016 「リー・カンション」の解説
リー・カンション
李 康生
Lee Kang-sheng
- 職業・肩書
- 俳優,映画監督
- 国籍
- 台湾
- 生年月日
- 1968年
- 出生地
- 台北
- 受賞
- ナント三大陸映画祭最優秀主演男優賞〔1995年〕「愛情万歳」,プサン国際映画祭最優秀アジア新人作家賞〔2003年〕「迷子」,ロッテルダム国際映画祭タイガー賞〔2003年〕「迷子」,金馬奨主演男優賞(第50回)〔2013年〕「郊遊〈ピクニック〉」
- 経歴
- 予備校に通いながらゲームセンターでアルバイトをしていたところを、非行少年もののテレビドラマの主役を捜していたツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督に見い出され、「小孩」に出演。次いで1992年同監督の「青春神話」で映画デビュー。以後、同監督の作品全てに主演し、’95年「愛情万歳」(’94年)でナント三大陸映画祭最優秀主演男優賞を受賞。他に「河」(’96年)、「Hole」(’98年)、「ふたつの時、ふたりの時間」(2001年)、「楽日」(2003年)、「西瓜」(2005年)、「黒い眼のオペラ」(2006年)、「郊遊〈ピクニック〉」(2013年)などに出演。蔡監督以外の作品では、リン・チェンシェン監督「浮草人生」(’95年)、アン・ホイ監督「千言萬語」(’99年)などに出演。2003年「迷子」で監督デビュー、各国映画祭で賞賛される。他の監督作品に「ヘルプ・ミー・エコス」(2007年)。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報