最新 地学事典 「リーバマナイト」の解説
リーバマナイト
liebermannite
化学組成KAlSi3O8のカリ長石の高圧多形。シャーゴッタイト隕石より発見され,リングナイト,シリカ鉱物,イルメナイト,バッデレイ石などを伴う。衝突による高温高圧条件下(~20GPaもしくはそれ以上)で火成起源のカリ長石からの固相転移によって生じたと考えられる。高温高圧実験ではカリ長石がhollandite構造の高圧相へ転移することが知られていたが,これに相当する鉱物として発見,命名された。正方晶系,空間群I4/m。格子定数a0.915nm,c0.274,単位格子中2分子を含む。比重3.975。R. Liebermannの名にちなむ。
執筆者:大藤 弘明
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

