岩石学辞典 「レプタイト」の解説 レプタイト スウェーデンおよびフィンランドの地質学者が,堆積岩起源の細粒粒状の変成岩で,主に長石,石英,副成分のマフィック鉱物からなる岩石に使用した語.石英が増加すると珪岩に移行し,雲母が増加すると千枚岩となる.レプタイトは細粒の寄木状(glanoblastic)組織を持ちヘレフリンタよりも高い変成度で形成された.明色および暗色の岩石はそれぞれleuco-leptiteおよびmelano-leptiteと呼ばれる[Sederholm : 1897, Magnusson : 1936]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報