翻訳|quartzite
主として石英、長石からなるガラス状光沢をもった等粒状のホルンフェルス。アルコース砂岩または珪質の堆積(たいせき)岩が接触変成作用を受け、再結晶してできた岩石。また、砂岩の砂粒間のすきまが、堆積後の続成過程において、二次的にできたシリカSiO2で満たされた岩石に対しても用いることがある。ほとんどすべての砂粒が石英からなり、すきまがシリカで満たされたものは、正珪岩(オルソコーツァイト)とよばれる。どちらも先カンブリア時代の地層に多く産する。なお、かつてはチャートや石英質の砂岩も珪岩とよばれたことがあるが、現在では用いられていない。
[斎藤靖二]
quartzite
クォーツァイトとも。1)砂質,特にアルコースな堆積岩源のホルンフェルス。石英・長石からなり,グラノブラスティックな組織をもちガラス光沢を示す。先カンブリア時代の変成岩に多い。2)砂岩が続成作用の過程で珪化作用を受け,粒間が完全に石英で満たされた硬い緻密な珪質岩。3)石英質砂岩の意や,日本では昔,チャートの意に広く用いた。
執筆者:端山 好和・礒見 博
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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