日本大百科全書(ニッポニカ) 「レヘ」の意味・わかりやすい解説 レヘれへLeh インド北部、ジャム・カシミール州東部、ラダック県の中心的な町。人口2万7513(2001)。インダス川上流に形成された扇状地上に位置する。チベット方面への隊商の町として栄え、旧藩王の宮殿、ラマ寺院などが残っている。周辺では小麦、豆類が栽培される。1948年印パ紛争の主戦場としても知られる。西240キロメートルにある夏の州都スリナガルとは自動車道路で結ばれる。[林 正久] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例