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隊商 たいしょうcaravan

翻訳|caravan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

隊商
たいしょう
caravan

おもに内陸アジアや北アフリカの砂漠や草原地帯を安全に交通し貿易するために,ラクダやウマなどを運搬・乗用手段として隊伍を組んで商品を運ぶ商人や,巡礼者,旅行者の団体。キャラバンともいう。シルクロードやステップロード(→草原の道)に基づく東西交易,文化交流の主要な担い手として古くから活躍した。ヨーロッパ人の新航路発見(→大航海時代)以来,海上交通の隆盛で重要度が低下し,近代的交通手段の発達に伴って決定的に衰えたが,いくつかの重要な商路は 19世紀まで使われ,今日でも一部の地域で存続している。隊商商人として,中央アジアや西アジアのオアシス都市出身者が活躍したが,特にソグディアナ地方のイラン系住民ソグド人が最も有名。

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デジタル大辞泉の解説

たい‐しょう〔‐シヤウ〕【隊商】

砂漠地方などで隊を組んで旅する商人の一団。キャラバン。
[補説]書名別項。→隊商

たいしょう【隊商】[書名]

《原題、〈ドイツ〉Die Karawaneハウフの童話集。1826年刊。枠物語の体裁をとり、東方世界を幻想的に描いた作品集。「幽霊船の物語」「こうのとりになったカリフ」などの作品を収める。別邦題「キャラバン」。

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百科事典マイペディアの解説

隊商【たいしょう】

キャラバン

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大辞林 第三版の解説

たいしょう【隊商】

砂漠などを隊を組んで通行する商人の一隊。ラクダなどに物資を積んで行く。キャラバン。

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世界大百科事典内の隊商の言及

【キャラバン】より

…ペルシア語カールバーンkārvānに由来し,隊商を意味する。アラビア語ではイール‘īr,カーフィラqāfila,キタールqiṭārという。…

※「隊商」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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