現代外国人名録2016 「ロアルドホフマン」の解説
ロアルド ホフマン
Roald Hoffmann
- 職業・肩書
- 化学者 コーネル大学名誉教授
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1937年7月18日
- 出生地
- ポーランド・ズウォチョフ
- 専門
- 有機化学
- 学歴
- コロンビア大学〔1958年〕卒,ハーバード大学卒
- 学位
- 博士号(ハーバード大学)〔1962年〕
- 受賞
- ノーベル化学賞〔1981年〕,アーサー・C.コープ賞(ACS)〔1973年〕,ライナス・ポーリング賞〔1974年〕,米国国家科学賞〔1984年〕,米国科学アカデミー化学賞〔1986年〕,プリーストリー賞〔1990年〕
- 経歴
- ナチスに追われヨーロッパを転々としたのち、1949年渡米、’55年帰化。’62〜65年ハーバード大学でR.B.ウッドワードと有機化学反応の理論的究明を行い、’65年付加環化反応における分子対称性保存に関する理論「ウッドワード-ホフマン則」を発見した。’65〜68年コーネル大学準教授を経て、’68年より同大教授、’74年よりJ.A.ニューマン教授、’96年よりF.M.T.ローズ教授。’81年福井謙一京都大学教授とともにノーベル化学賞を受賞。ウッドワードとの共著で「軌道対称性の保存」(’70年)がある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報