ロビゴ(その他表記)Rovigo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロビゴ」の意味・わかりやすい解説

ロビゴ
Rovigo

イタリア北東部,ベネト州ロビゴ県の県都。ベネチア南西約 57km,アディジェ川の下流右岸に位置する。ポー川とアディジェ川の間にあたる地域はポレシネ地方と呼ばれ,ロビゴはその中心として,古くロディギウムまたはロディゴの名で知られてきた。 20世紀に入り,海岸の干拓事業が進められてから,商業の中心地として発達し,製糖など農産物加工が行われる。 920年頃建設された古城址の塔,16世紀建設の聖堂ルネサンス様式のロンカレ宮殿などがある。人口5万 2058 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android