ロルカ(その他表記)Lorca

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロルカ」の意味・わかりやすい解説

ロルカ
Lorca

スペイン南東部,ムルシア州,ムルシア県の都市。ステップ地帯に位置し,背後には急峻な山々が迫っている。開発は古く,前3世紀ローマ人により建設された。8世紀以後ムーア人の支配下にあったが,1243年アルフォンソ 10世によって奪回された。ムーア人以来の灌漑設備により穀物果樹を多産し,ヤギヒツジを中心とする家畜飼育が行われる。また,銀,鉛なども産出する。人口6万 5832 (1991推計) 。

ロルカ

「ガルシア・ロルカ」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のロルカの言及

【ガルシア・ロルカ】より

…スペインのいわゆる〈1927年世代〉に属する詩人,劇作家。グラナダに生まれ,マドリードの学生館で過ごす。処女詩集《詩の本》(1921)で詩人としての地位を確立。その後アンダルシアの伝承詩に傾倒した彼は,民俗的なモティーフに独自のメタファーをちりばめることにより《ジプシー歌集》(1928)や《カンテ・ホンドの歌》(1931)を発表したが,これらは言葉とリズムによってジプシーの真の魂を捕らえたものとして世界的な名声を博した。…

※「ロルカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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