最新 地学事典 「ローゼライト」の解説
ローゼライト
roselite
化学組成Ca2(Co, Mg)[AsO4]2・2H2Oの鉱物。単斜晶系,空間群P21/c, 格子定数a0.5801nm, b1.2898, c0.5617, β107.42°, 単位格子中2分子含む。桃~ばら色,ガラス光沢。短柱状~厚板状結晶からなる球状集合をなす。{100}を双晶面とする双晶普通。劈開{010}完全。硬度3.5, 比重3.62。光学的二軸性正,2V60°~75°, 屈折率α1.694~1.725, β1.704~1.728, γ1.719~1.735。ドイツ,ザクセン地方SchneebergにあるDanielおよびRappold鉱山において石英脈の空隙から発見。ベータローゼライト(roselite-β)(三斜)とは同質異像関係。ベルリン大学の鉱物学教授G.Roseにちなむ。
執筆者:加藤 昭・坂巻 幸雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

