ローヴィル岩(読み)ローヴィルがん(英語表記)rouvillite

岩石学辞典 「ローヴィル岩」の解説

ローヴィル岩

優白質セラル岩で,等粒状斜長石(53%)と連晶状の粒間のネフェリン(27%)が,少量のチタンオージャイト,褐色角閃石などと混じって含まれる岩石[O'Neill : 1914].マフィック鉱物の量は15%以下である.カナダケベック(Quebec)州,ローヴィル(Rouville)郡セント・ヒライア(St. Hilaire)山に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android