アクチニド

化学辞典 第2版 「アクチニド」の解説

アクチニド
アクチニド
actinides

89番元素アクチニウムAcから103番元素ローレンシウムLrまでの15元素の総称.従来,アクチニドにAcを含む場合と,含まない場合があってまぎらわしかったので,IUPAC1970年命名法規則では,Acを含めてアクチノイド(actinoids)とよぶように統一されたが,1990年版では,Ac~Lrに対してふたたびアクチニドをアクチノイドとともに使用してもよいことになった.2000年版日本化学会命名法では,アクチニドを使ってもよいとなっているが,その後の周期表でもアクチノイドが正式名称のように使用されている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アクチニド」の意味・わかりやすい解説

アクチニド

「アクチノイド」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアクチニドの言及

【アクチノイド】より

…周期表原子番号89番のアクチニウムAcから103番のローレンシウムLrに至る15元素の総称。このうちアクチニウムを除いた14元素をアクチニドactinidesと呼ぶこともある。すべて放射性で,93番のネプツニウムNp以下は人工の元素である。…

※「アクチニド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む