アポクロマート(その他表記)apochromat

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アポクロマート」の意味・わかりやすい解説

アポクロマート

「色消しレンズ」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアポクロマートの言及

【色消しレンズ】より

…これを2次スペクトルという。第3の波長の単色光に対しても色収差を補正したレンズをアポクロマートapochromatと呼び,高倍率顕微鏡対物レンズや超望遠写真レンズ(35ミリカメラ用で焦点距離200mm以上)などに用いられる。【鶴田 匡夫】。…

【レンズ】より

…少なくとも二つの波長の光に対して焦点距離を等しくして横の色収差を補正したものを色消しレンズといい,これを実現するには分散の異なる,少なくとも2種類のガラスから作った2枚のレンズを組み合わせることが必要である。色消しレンズのうち,二つの波長の光に対して色収差を補正したものをアクロマート,三つの波長の光に対して補正したものをアポクロマートという。 光線が大傾角でレンズに入射する場合には,近軸の近似が成り立たず,1点から出てレンズに入射した光線は,レンズを射出後再び1点に収束せず,ある広がりをもって像面に散らばる。…

※「アポクロマート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む