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ウミノサカエイモガイ うみのさかえいもがい

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウミノサカエイモガイ
うみのさかえいもがい / 海の栄芋貝
glory of the sea
[学]Conus gloriamaris

軟体動物門腹足綱イモガイ科の巻き貝フィリピンその他の東南アジアにすみ、殻高14センチメートル、殻径5.6センチメートルぐらいの逆円錐(えんすい)形である。殻表には細かい三角形状の模様と、3本の褐色帯がある。かつては収集家に渇望され高価な貝であったが、近年では比較的多く供給されている。[奥谷喬司]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内のウミノサカエイモガイの言及

【イモガイ(芋貝)】より

…イモガイ類はサンゴ礁に多くの種類がいっしょにすむが,種類によって食べる餌のゴカイ類や貝類などの種類が異なっていて,食い分け現象が顕著であるが,イモガイが1種しかいないカリフォルニアの海域では,ゴカイ類や貝類など多くの種を選択せず食べている。 イモガイ類は美しい模様の種類が多くて収集家に珍重されるが,とくにウミノサカエイモガイD.gloriamarisは稀産として珍重され,3000ドルもしたことがあり,貝類標本中最高値とされたが,リュウグウオキナエビスガイEntemnotrochus rumphiiの1万ドルに抜かれた。現在はフィリピンなどで多く採集されるようになり昔日の値はしない。…

【貝】より

…そのため中国ではのりを固めて模造品をつくった話があるほどである。さらに有名なのはウミノサカエイモガイで,77年に図説されて以来,収集家は入手を競い合った。この貝は一つ一つの所在が明らかになっていて,1877年当時世界に12個しかなかった。…

※「ウミノサカエイモガイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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