クサマルハチ(読み)クサマルハチ(その他表記)Cyathea hancockii

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クサマルハチ」の意味・わかりやすい解説

クサマルハチ(草丸八)
クサマルハチ
Cyathea hancockii

ヘゴ科の常緑性シダ植物。茎はほとんど直立せず,木生シダとしては最も小型のもの。紀伊半島,四国南部,九州南部,沖縄台湾,中国南部に分布する。

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世界大百科事典(旧版)内のクサマルハチの言及

【マルハチ】より

…葉が不鮮明な離層で脱落するが,落ちたあと幹の表面に,維管束の配列が漢字の八の字を逆にしたように見えるので,丸の中に八の字が見えるということから和名がついた。これが基となり,ヘゴ科の和名のように使われるようになったので,幹が形成されず,したがって丸の中に八の字の見える葉の痕跡が残らないクサマルハチのような種にも,同じ名が与えられている。幹は直立して5mに達し,先端に葉を冠状に出す。…

※「クサマルハチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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