…37年にはM.レリス,P.クロソウスキー,R.カイヨアらと〈コレージュ・ド・ソシオロジー(社会学研究会)〉を組織。46年には,書評中心の総合誌《クリティック(批評)》を創刊,終生その編集長を務めた。私生活面では,国家公務員の職を破綻なく務め上げる反面,《眼球譚》(1928),《マダム・エドワルダ》(1941)をはじめとする数々の非合法ポルノグラフィーを世に送り出し,エロティシズムを中心に据えた大胆・斬新な世界観を築き上げ,20世紀後半,とりわけ第2次大戦後の文学・思想のみならず,風俗にまでも大きな影響を及ぼした。…
※「クリティック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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