グローバルホーク(読み)ぐろーばるほーく(英語表記)Global Hawk

知恵蔵miniの解説

米国のノースロップ・グラマン社によって開発された、情報収集・警戒監視・偵察任務とする高高度滞空型無人偵察機地上の操作装置から遠隔で操縦され、攻撃能力は持たない。全長15メートル、両翼40メートル、重さ6.8トン。航続時間は42時間、最大航続距離は2万5000キロメートル。高度1万8000メートルで28時間以上飛行することができる。主に米軍向けに40機ほどが製造されており、米軍はアフガニスタンイラク戦争に投入した。また2009年にはNASA(米航空宇宙局)が気象観測などのため、2機を米空軍から引き継いだ。11年の福島第一原子力発電所事故の折は、同機が上空から状況を調べた。14年5月には同機が日本(三沢基地)に初めて一時配備され、10月初旬にグアム基地に帰還した。

(2014-10-7)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

情報収集、警戒監視、偵察を任務とする高高度滞在型の無人偵察機。高度5万フィート(約1万5千メートル)以上で航行する。全長約15メートル、全幅約40メートルで、滞空時間は約36時間。一定の高度以上になると、米カリフォルニア州の基地から無線通信衛星通信を使って操縦する。攻撃能力はない。2011年の東日本大震災の際には、米軍による「トモダチ作戦」で福島第一原発を上空から撮影した。

(2017-05-25 朝日新聞 朝刊 5総合)

画像や電波情報の収集、警戒監視、偵察を任務とする高高度滞空型の無人偵察機。高度5万フィート(約1万5千メートル)以上で航行し、滞空時間は約36時間。全長約15メートル、全幅約40メートル。 防衛省は導入費用として17年度予算までに約490億円(関連経費を含む)を計上。20年3月以降、三沢基地(青森県)に配備する予定だった。同基地には14年以降、米軍が断続的に配備してきており、今年5月には横田基地(東京都)にも初配備された。 11年の東日本大震災の際には、米軍は「トモダチ作戦」の一環としてグローバルホークで福島第一原発を上空から撮影した。

(2017-08-21 朝日新聞 朝刊 1総合)

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