コンクリーション(その他表記)concretion

翻訳|concretion

関連語 岡崎

最新 地学事典 「コンクリーション」の解説

コンクリーション

concretion

(1)堆積物中に二次的にできた硬くて丈夫な塊。球状~板状~不規則状の多様な形態をもつ。団塊,結核体,凝結物とも。周囲の母岩とは異なった組成をもち,堆積直後から続成作用の諸段階で,化学的条件の差によってある場所へ周辺から間隙水を通じて特定の物質が集まり,沈殿・再結晶して形成される。堆積岩中の炭酸塩コンクリーションは有機物が形成に関連しており,化石を含むことがある。組成的には,シリカ・方解石・ドロマイトりん灰石・酸化鉄・黄鉄鉱石膏などを主とするものがあり,大きさは数mm~数mのものまである。ノジュールとほぼ同義だが,大きさや形を問わない。また火成岩中のものも含めて,セグリゲーションによってできた一次・二次鉱物の集合物(塊)に対する漠然とした名称として使われることもある。[公文 富士夫・保柳 康一]
(2)土壌中である成分が分離・濃縮して,不規則にあるいは団塊状に硬化し,基質から区別できる生成物。炭酸カルシウム結核,マンガン結核,鉄・マンガン結核などがある。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

岩石学辞典 「コンクリーション」の解説

コンクリーション

堆積岩の特定の自生鉱物組成が団塊状または不規則に濃集したものを総合した名称.溶液から物質が局所的に堆積して発達したもので,一般に核の周りに中心から外側に向けて成長する.生成時期により団塊は,堆積と同時または一次的に形成された同生団塊(syngenetic concretion),地層堆積に引き続いて二次的に形成された後生団塊(epigenetic concretion),周囲の堆積物とほとんど同時に堆積した準同時期団塊(penecontemporaneous concretion)などに分類される.大きさは径1cm以下から30cm以上に変化し,ときに数m以上に及ぶものもある[Becker : 1888, Delkeschamp : 1904, Richardson : 1919, Tarr : 1921, Pettijohn : 1957, 木村ほか : 1973].コンクリーションを変成作用に含める考え方もある.ラテン語のconcretioは共に成長するの意味.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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