ジスルフィラム(その他表記)disulfiram

デジタル大辞泉 「ジスルフィラム」の意味・読み・例文・類語

ジスルフィラム(disulfiram)

抗酒剤の一。これを投与したのちアルコールを摂取すると、頭痛悪心などの副作用を示す。商品名アンタビュース、ノックビン。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のジスルフィラムの言及

【断酒薬】より

…この薬をあらかじめ投与しておくと,アルコールに対する反応が異常になって不快な症状に苦しむため,慢性アルコール中毒患者が酒をやめたいと望む気持ちを強化してくれる。ジスルフィラムdisulfiram(商品名アンタブース)がある。デンマークの医師がジスルフィラムの駆虫薬としての効果を研究中,それを内服してカクテルパーティに出席し,アルコールで激しい中毒症状を呈したことから断酒薬としての作用が発見されたという。…

※「ジスルフィラム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む