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スーパー・タンカー super tanker

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スーパー・タンカー
super tanker

超大型タンカーの出現により,標準型タンカーや大型タンカーに対して超大型タンカーの呼称として生れた言葉。俗に 20万~30万総tのものを VLCC (very large crude carrier),30万総t以上のものを ULCC(ultra large crude carrier)と呼んでいる。タンカーは 1955年前後から急速に大型化しはじめ,4万重量t型および4万 6000重量t型が大量に建造された。これに対して大型化以前のタンカーを標準タンカーと呼んできた。以来タンカーの大型化は継続し,71年秋に日本-ペルシア湾航路に就航した東京タンカー所属の『日石丸』 (37万 2000重量t) が日本最大のタンカーとして建造されたが,74年春には東京タンカー所属の『日精丸』 (48万 4300重量t) が竣工した。石油危機以来,一般タンカー船主は深刻な不況を経験したが,受入れ石油港湾の建設と並行して,巨大石油会社を中心になおタンカーの巨大化が進み,フランスの大西洋岸や地中海のセントラルターミナル・システムに就航する 50万~55万重量t型が建造された。しかし,経済低成長下のタンカーは,20.5万~28.5万重量t級の船が 40%近くを占めている。 1990年代になり,VLCCの更新時期に入りつつあり,新たな大型タンカーが数多く建造されている。

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