セフィロト(読み)せふぃろと

占い用語集の解説

セフィロト

10個のセフィラのこと。またはセフィロトの樹(生命の樹)のこと。セフィロトは、この世のありとあらゆる存在・森羅万象をあらわし、この10個のセフィラで分類されぬものは無いといわれている。

出典 占い学校 アカデメイア・カレッジ占い用語集について 情報

世界大百科事典内のセフィロトの言及

【顔】より

…〈願わくは主がみ顔をあなたに向け,あなたに平安を賜るように〉(旧約聖書《民数記》),〈主のみ顔は悪を行う者に向かい,その記憶を地から断ち滅ぼされる〉(同《詩篇》)。古代イスラエルの秘密教義カバラには〈セフィロトの木〉という原理がある。10個の球(セフィロト)が3列に並んで22本の径で連結しあうが,頂上のケテル(王冠)というセフィロトは他の九つを生む最初の崇高な力でこれを〈大いなる顔macroproporus〉という。…

【カバラ】より

…後3世紀から6世紀の間に《セーフェル・イェツィーラー(形成の書)》という最も重要なカバラ文献が成立する。これは後述する〈生命の樹〉の10のセフィロトと22の小径に宇宙論的象徴体系を配当したものである。12世紀には《セーフェル・ハ・バーヒール(清明の書)》が現れる。…

【木】より

…中世のユダヤ神秘主義,とくにカバラには,神の顕現としての宇宙創造をさかさまの木としてあらわすイメージがあり,カバラ文献《バヒール》(12世紀),《ゾーハル》(13世紀)は,上から下に伸びる太陽のような木について記している。このとき,神から流出する力を〈セフィロト〉と呼ぶ。これは3枝に分かれてカバラの生命の樹をつくる。…

【言語遊戯】より

…たとえば,呪文として名高い〈アブラカダブラabracadabra〉はグノーシス派(グノーシス主義)の儀式にさかのぼり,呪術師が熱病を起こす悪霊の名〈アブラカダブラ〉を頭から順々に1字ずつ消していき,最後にA(アレフAleph=原一者,全能の神のしるし)を残すことによって病を治したといわれるが,部外者には単純な文字遊戯にも見える。西洋のアルファベットは,カバラ的神秘主義によれば,創造主エロヒムの手になるセフィロト(書かれたもの)から精霊が1文字ずつ切り取って石に造形したものとされ,全宇宙はこれらの文字のひそかな組合せによって支えられているとされる。イギリスの〈マザーグース〉をはじめ,西洋の童謡に広く見られる〈アルファベット歌〉の背後にも,そうした〈言霊信仰〉の余韻を聞くことができよう。…

※「セフィロト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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