チャンドラグプタ[2世](読み)チャンドラグプタ

世界大百科事典 第2版の解説

チャンドラグプタ[2世]【Chandragupta II】

インドのグプタ朝第3代王。在位376ころ‐414年ころ。生没年不詳。ビクラマーディティヤVikramāditya(超日王)の名でも知られる。父王サムドラグプタの征服事業を継承,西方のマールワー,グジャラート,カティアーワール半島に進出し,ウッジャインのサカ(シャカ)勢力を平定した。さらに南はデカン地方のバーカータカ朝ルドラセーナ2世Rudrasena IIに,ナーガ国出身の妃との間の娘プラバーバティーPrabhāvatīを嫁がせて,その勢力を配下におさめるなど幅広い外交活動を行った。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のチャンドラグプタ[2世]の言及

【グプタ朝】より

…クシャーナ朝滅亡後の北インドの分裂状態のなかで,マガダ地方の小地域の支配者から興起した。
【歴史】
 初代チャンドラグプタ1世は,マウリヤ朝の創始者と同じ名をもち,同じくパータリプトラ(現,パトナ)に都し,バイシャーリーVaiśālīの名族リッチャビ族の娘と結婚して,その威信を高めて,ビハールとウッタル・プラデーシュの諸国を征略して,ガンガー(ガンジス川)中流域の覇権を握った。319∥320年にあたる〈グプタ紀元〉元年は,王が即位した年であろう。…

※「チャンドラグプタ[2世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

ダブルベーグル

テニス競技において、一方の選手がゲームカウント6-0で2セット連勝することの通称。真ん中に穴が空いたパンの一種であるベーグルの形が数字の「0」に似ていることが語源となっている。1セットの場合は単に「ベ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android