チログロブリン

栄養・生化学辞典 「チログロブリン」の解説

チログロブリン

 甲状腺上皮細胞で合成され,ろ(濾)胞に貯蔵されているタンパク質.分子量670k.甲状腺刺激ホルモン作用によって細胞内に取り込まれ,分解される.すると分子内にペプチド結合で保有されていた甲状腺ホルモンが遊離されて甲状腺から分泌され,作用する.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チログロブリン」の意味・わかりやすい解説

チログロブリン

「サイログロブリン」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のチログロブリンの言及

【甲状腺】より

…T4と略記)とトリヨードチロニンtriiodothyronine(トリヨードサイロニンともいう。T3と略記)があるが,いずれもチログロブリンの分子中のチロシンにヨウ素(ヨード)が結合してできる。ホヤ,ヤツメウナギ幼生,メクラウナギ,カエルの幼生(オタマジャクシ)のチログロブリンの分子は脊椎動物成体のものより小さい。…

※「チログロブリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む