デジタル集積回路(読み)デジタルしゅうせきかいろ(その他表記)digital integrated circuit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デジタル集積回路」の意味・わかりやすい解説

デジタル集積回路
デジタルしゅうせきかいろ
digital integrated circuit

デジタル ICデジタル信号 (パルス状電圧または電流で情報を表示・伝達する信号) を処理する集積回路。デジタル信号は普通電気的に開,閉に相当する0,1の二進信号で表わされるため,スイッチング機能をもったトランジスタダイオードを中心とした回路素子から構成される。アナログ ICと異なり,信号処理の直線性を必要としないため,部品精度も比較的ゆるやかで,量産性に富むモノリシック集積回路がほとんど用いられている。コンピュータ大部分はデジタル計算機であり,その構成回路はデジタル集積回路である。

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