デジタル信号(読み)デジタルシンゴウ(その他表記)digital signal

翻訳|digital signal

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「デジタル信号」の意味・読み・例文・類語

デジタル‐しんごう‥シンガウ【デジタル信号】

  1. 〘 名詞 〙 情報を電気パルスの有無で示した信号。コンピュータに利用。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「デジタル信号」の意味・わかりやすい解説

デジタル信号
でじたるしんごう
digital signal

情報の変化を時間的にとびとびの時点での値を表す符号列とした信号をいう。これに対して、情報の変化が時間的に連続している信号をアナログ信号という。デジタル信号の基本となる符号は通常「0、1」の2進数であるが、物理的な電気信号としては電流の有無や電圧のプラス・マイナスもしくは正弦波(交流信号)の位相角0度・180度などに対応させている。アナログ信号の場合は、伝送による減衰ひずみあるいは雑音混入がそのまま再生信号に影響を与えるため、伝送後の信号は劣化しやすいが、デジタル信号の場合は、符号が情報なので、伝送による減衰やひずみがあっても、符号「0、1」のいずれかであることが識別できれば伝送による信号の劣化は生じない。

坪井 了・三木哲也]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デジタル信号」の意味・わかりやすい解説

デジタル信号
デジタルしんごう
digital signal

計数できる信号。連続した量を表わすアナログ信号に対する用語。情報伝達の確実さにおいてすぐれ,0と1を区別すれば足りる二進法をその基本とすることが多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む