ナフタル酸(読み)ナフタルサン

化学辞典 第2版 「ナフタル酸」の解説

ナフタル酸
ナフタルサン
naphthalic acid

naphthalene-1,8-dicarboxylic acid.C12H8O4(216.20).アセナフテンを硫酸中二クロム酸カリウムで酸化して得られるナフタル酸無水物を,アルカリに溶かし,酸で沈殿させると得られる.針状晶.融点不明.熱エタノールに易溶,水に不溶.加熱すれば140~150 ℃ で徐々に脱水されて無水物(融点274 ℃)となる.[CAS 518-05-8]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android