ネアポリス(読み)ねあぽりす(その他表記)Neapolis

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ネアポリス」の意味・わかりやすい解説

ネアポリス
ねあぽりす
Neapolis

紀元前5世紀、イタリア南部のナポリ湾北岸に建設されたギリシア植民市。ナポリの前身

[編集部]

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「ネアポリス」の解説

ネアポリス

ナポリ

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旺文社世界史事典 三訂版 「ネアポリス」の解説

ネアポリス

ナポリ

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世界大百科事典(旧版)内のネアポリスの言及

【ナポリ】より


[歴史]
 古くは,海中に身を投じたセイレンの一人パルテノペの死体が流れつき,その墓がたてられた場所ということでパルテノペParthenopēとよばれた。ナポリの名はギリシア人がこの地に植民市を建設し,ネアポリスNeapolis(〈新市〉の意)としたことに由来する。前4世紀ローマの支配下に入り,次いで6世紀に東ゴートを破ったビザンティン帝国が治め,8世紀に独立の公領となった。…

【カバラ】より

…日本にも輸入されているマケドニア産の葉タバコの積出港である。古代にはネアポリスNeapolisと呼ばれて栄えた港で,近東からヨーロッパへ行く旅人がよく利用した。パウロも第2回の伝道でここからテッサロニケに向かっている。…

【シンフェロポリ】より

…クリミア半島の交通の中心として,観光基地の役割を果たす。前4~前3世紀にはスキタイ人の王国の首都ネアポリスNeapolisとして栄え,黒海沿岸のギリシア植民都市と交渉をもった。のちタタール人の要塞ケルメンチクKermenchikとなり,15世紀よりアク・メチェトAk‐Mechet’と称するタタール人の町となった。…

※「ネアポリス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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