ハイラケ(読み)はいらけ

日本歴史地名大系 「ハイラケ」の解説

ハイラケ
はいらけ

アイヌ語に由来する地名。現網走川河口北西部、オホーツク海沿いのふたッ岩のある一帯をさす。天保郷帳には「シヤリ持場」のうち「バイラケ」とみえ、当地は近代に入り最寄もよろ村に包含された。仮名表記は「ハイラケ」(「廻浦日記」、「蝦夷日誌」二編など)、「バイラケ」のほか「ハイラキ」(西蝦夷日誌)などもある。一七九八年(寛政一〇年)の谷口青山沿岸図(市立函館図書館蔵)の「タン子シラリ」の説明に「ハイライケ迄ノ間直立五丈余ノ岩、海中突出ス。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 カムイコタン

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android