パクチョン(博川)(読み)パクチョン(英語表記)Pakch'ǒn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パクチョン(博川)」の意味・わかりやすい解説

パクチョン(博川)
パクチョン
Pakch'ǒn

北朝鮮,ピョンアンプク (平安北) 道の南部,テリョン (大寧) 江の下流にのぞむ町。パクチョン郡の郡庁所在地。ピョンヤン (平壌) 市からシヌイジュ (新義州) 市へいたる道路とチャガン (慈江) 道へいたる道路の分岐点にあたる。チョンニョン (青年) 化学総合工場があり,ポリエステルナイロンなどの合成繊維や尿素肥料,合成ゴムを生産。環境汚染を避けて,住宅地はアンジュ (安州) 郡に建設されている。テリョン江沿いの景勝地の一つ。付近はパクチョン灌漑区に属して稲作が盛んであり,絹織物業も発達している。

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